四苦八苦
大人と言われる年齢になってもうすぐ15年!!
20代の頃と比べかなり生きやすくなったように思います。
社会に出たての時や、全力で恋愛をしていた頃は何かと辛いと感じることも多かったですが
今は社会経験も人生経験も積み、何事も少し俯瞰した目で見れるようになり心乱されるようなことはかなり減りました。
とはいえ、、、悩みは尽きないですね。
20代の悩み多き時期に知り合いのお坊様にこんなことを言われました。
そもそも生きていくことは修行である。生きていく上で避けては通れない四苦八苦というのがあります。
これを聞いた当時は
生きていくことって辛すぎるやん、、、
とかなりテンション下がりましたが、今はなんとなく理解・納得出来ます。
四苦八苦というのを簡単に解説していきます。
─四苦─
生老病死です。人は生まれる場所、条件を選べません。人は必ず歳を取り老います。そして病気にもなります。やがて寿命がくれば死に至ります。
─八苦─求不得苦(ぐふとっく)とは、求めるモノゴトが手に入らない苦しみ。
愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとっく)・五蘊盛苦(ごうんじょうく)の四つです。
愛別離苦(あいべつりく)とは、大切な人や大好きな人であっても、いつかは離れなければならない苦しみ。
怨憎会苦(おんぞうえく)とは、逆に大嫌いな人、顔も見たくない人でも出会ってしまう苦しみ。
五蘊盛苦(ごうんじょうく)とは自分の心や、自分の身体すら思い通りにならない苦しみ。
仏教では、この四苦八苦は人間が生きている上で避けては通れない、根源的な〈苦〉として表しているそうです。
ううう、、、親ガチャという言葉があるほどですからね、、、
まずは生から苦がはじまるんですね。
その他の苦を見てもわかるように
どんなに裕福で地位や名誉があっても、友達が多くても人脈があっても避けては通れない苦があるということです(泣)
まさに修行ですね。
実際に苦に直面した時に
四苦八苦が生きていく上で避けられないもの
と知っていれば達観していられそう。
(もちろん簡単なことではないですし苦の内容にもよりますが、、、修行です)
とはいえ
人生苦ばかりというわけではないので幸せな時間は存分に幸せを感じ感謝して生きたいものです!!
もし苦に直面した時は一休さんを見習ってひと休みをはさみながら、しっかり休息をとり自分を甘やす時間を少しでも過ごして心身を労りましょう!
ひと休み ひと休み ……
( 続く)
0コメント